ハラスメントは長期にわたっていた(Instagramより)
2月18日には韓国の放送局『チャンネルA』がオさんが生前に書いていた日記の一部を公開。そこでも職場でのイジメで苦しんでいることや、MBCの関係者にその苦しみを訴えていたことなどが書き残されていました。
日記には『先輩が私のすべてのミスを上司に報告し、カカオトークのチャットルームで私を罵倒し続けている』『あなたたち(先輩)みんなが私を否定することはとても辛いので、(キャスターとしての)訓練をしないで、酒に溺れている』などと書かれていました 」(同前)
批判の矛先は、長年ハラスメントを続けてきた疑いのある先輩キャスターらだけでなく、MBCにも向けられている。
「そもそも亡くなったのは昨年9月15日なのに、世に明るみに出たのは年末。それも他の報道機関がスクープしたことがきっかけでした。その上、9月6日にもオさんは自殺未遂をしていて、顔にけがをするなどして番組に出演できなかったと報じられています。
このときにしっかりと対応していれば、悲劇は防げたのではないかと言う声は多いです。またMBCは否定していますが、オさんの日記には長年のハラスメント被害をMBC側に訴えていたとも書かれている。組織としての対応の不味さが槍玉に上がるのは当然です。