河合優実(時事通信フォト)
こうして『エランドール賞』の授賞式では、プレゼンターのかたが豪華だという特徴もありますよね。ゆかりの皆さんもまた、「新人賞」を受賞した皆さんのことを心の底からお祝いしている証拠だと思います。
今回、プレゼンターとして大忙しだった阿部サダヲさん(54才)は、昨年1月期のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で父娘の間柄だった河合優実さんに「ずっと賞、取ってるでしょ? でももう少し抑えた方がいいんじゃないかな」と愛のあるツッコミ。初共演は“ふてほど”ではなく、2020年の舞台『フリムンシスターズ』でした。河合さんがまだ10代のときで、「このかた(河合さん)は違う」と仲間内で話していらしたそうですから、阿部さんもきっとご自身の先見の明を喜ばれたのでは?
ほかにも、事務所独立や改名などを物ともせず、ブランクなしで活躍し続ける水上恒司さんや、「二世」というプレッシャーをはねのけ、オーディション枠では最年長でNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインを勝ち取った趣里さんらには、映画やテレビファンの多くが拍手を送っていることと思います。