内田梨瑚被告が大麻を使っていることを知人にアピールしていたDM。モザイクのかかっている写真は、男性が大麻を吸っているように見える写真だった
3月3日に行われた小西被告の3回目の公判では、検察側の証人として内田被告が出廷。しかし内田被告は、裁判長から偽りを述べないと誓う“宣誓”を求められるも、自身の公判を控えていることを理由に「(宣誓)しないです」と拒否し、わずか5分で退廷している。休廷後は、検察側が内田被告の供述調書を読み上げた。
裁判を傍聴したライターが語る。
「調書によれば、内田被告は4〜5年前に小西被告と知り合い、その後はしばらく連絡を取っていなかったものの、事件を起こす少し前、2024年の3月25日か26日頃に再会したと言います。
同月末、内田被告に2年間付き添っていたという“舎弟”が地元を離れて上京したため、『4月16日に優花に舎弟になるよう依頼したところ、優花も了承した』という経緯で舎弟関係になったとのことでした」
検察側によって明かされた内田被告の調書には、小西被告の残虐な言動が記されていたという。
「小西被告は女子高生がSNSに内田被告の写真を無断使用したことを聞かされると怒り、『やっちゃいますか』と提案。内田被告が『そのつもりだ』と答えると、『ゆうかもやりたいです』と同意したとのことです。
内田被告と女子高生のいる場に合流した小西被告は、『誰にケンカ売ってるかわかってるの? それって私にもケンカ売ってるもんだよ。私と梨瑚さん、普通の友達じゃないんだけど?』と威嚇。さらに、女子高生の髪を右手で掴み、『こいつほんとイカれてますね』と言いながら左手で頭を叩いた、と」(同前)
なお、女子高生は内田被告と小西被告に車で連れ回されていた道中、トイレで立ち寄ったコンビニエンスストアで店員に助けを求めている。しかしここでも、小西被告は積極的に犯行に加担していたといった内容が、内田被告の供述調書に記されていたようだ。