田村一家の自宅前にはいくつものクーラーボックスが置かれていた
同時期に、キャリーケースも購入した。事件に際し、頭部の運搬に使われたものだ。購入前に「耐荷重」「100kg」などと検索履歴もあるため、あらかじめ遺体の運搬を想定した購入ではないかという検察側の主張だ。
しかし瑠奈被告からは、「ドールの収納」と説明を受け、事件現場に送迎した際に持参したことに関しては、SMグッズが入っていると修被告は認識していたと主張。
検察官「その程度入れるのに、あんなにバカでかいものいらないでしょ」
修被告「何が入ってるかは、(SMの知識もないので)わからないので」
犯行後の帰り道、なぜ何も聞かなかったのか
同じく、現場へ送迎した際のことだ。修被告の主張では、瑠奈被告は被害者に怒りの感情はなく、当日のSMプレイを楽しみにしていたとのこと。しかし、親として再度、不本意な性行為が行われるのではないかという不安はなかったのか疑問が残る。
検察官「瑠奈被告を車から送り出すとき、何か言葉はかけましたか」
修被告「何か嫌なことがあったら、すぐ帰ってきなさい、と伝えました」
しかし、送り出して10分後には、修被告はその現場から離れて自身の職場へ向かっていることが証拠によりわかっている。