ハセガワ 1/350日本海軍航空母艦 赤城(写真提供/ハセガワ)
国産初のプラモデル「原子力潜水艦ノーチラス号」が発売された1958年以降、多くの戦艦や戦闘機、戦車などのプラモデルが発売されてきた。国産プラモの歴史から、名作の数々を紹介しよう。
戦艦の名作4選
艦船の歴史を遡ると初めてプラモデルが誕生したのは1958年、『原子力潜水艦ノーチラス号』。なかでも戦艦はプラモ黎明期からファンを魅了してきたジャンルだ。誰もが憧れる大和はじめ、初の超弩級戦艦である金剛などは1/700のスケールで製作されており、誰でも手に取りやすいサイズ感を実現。艦船のプラモデルから、「金剛」「雪風」「赤城」「大和」戦艦の名作4選を紹介する。
●ハセガワ 1/700日本高速戦艦 金剛 3080円(税込)
初の超弩級巡洋戦艦として名が知られる金剛。まるで甲板に城が築かれたような艦橋も徹底的に再現されたモデルに圧倒される。
ハセガワ 1/700日本高速戦艦 金剛(写真提供/ハセガワ)
●タミヤ 1/350日本駆逐艦 雪風 5720円(税込)
太平洋戦争の第一線で激しい戦いを繰り広げながらほぼ無傷で終戦まで生き残った奇跡の駆逐艦。増強された対空機銃やレーダーなど力強い姿を余すことなく再現。
タミヤ 1/350日本駆逐艦 雪風(写真提供/タミヤ)
●ハセガワ 1/350日本海軍航空母艦 赤城 2万7280円(税込)
建造途中で巡洋戦艦から航空母艦に改造され、ミッドウェー海戦で沈没した赤城。格納庫後端形状、艦底キール部分の大きさ・形状などを新資料に基づき設計。細部が面白い逸品。
●タミヤ 1/350日本戦艦 大和 2万5300円(税込)
多くの国民の憧れとして君臨した最強の戦艦『大和』。これまで模型では再現されたことのない砲塔基部の構造も再現するなど、艦船模型の新たな可能性に挑んだ大迫力のモデル。
タミヤ 1/350日本戦艦 大和(写真提供/タミヤ)