最初に挙げられたのは、石原正人氏によるハラスメントだ。石原氏は、今年3月27日までフジテレビの常務取締役を務めていた。報告書によると、同氏が秘書室長時代に、関連会社の女性社員に対し、会合の帰り道における自動車内において、手を握ったり腰に手を回すといったセクハラ行為が認められたという。
フジテレビの元社員で著名ジャーナリスト、反町理氏による女性社員2名へのハラスメントも認定された。2018年4月に反町氏が同局の『プライムニュース イブニング』のメインキャスターに抜擢された同月、『週刊文春』が当該ハラスメントを報道している。
女性社員の申告によると、2006年頃に反町氏からの誘いで食事へ何度か行ったところ、休日にドライブに誘われ、映画鑑賞やバーなどに連れ回され1日拘束されたことがあったという。その後、反町氏からの誘いを断るようになったところ、業務上必要なメモを共有されなかったり、不当な叱責を部内一斉メールで送信されたりなど、不当な扱いを受けたようだ。
さらに別の女性社員に対しても、2007年から2008年に一対一で食事に誘ったり、休日に今何をしているのか写メを送れといったメールをしたりした。女性社員が反町氏からの食事の誘いを断るようになると、この女性社員に対しても部内一斉メールで不当な叱責を送るなどしたのだという。前出の記者が解説する。