中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐり、フジテレビジョン(以下、フジテレビ)と親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会による調査報告書が公開された。第三者委員会は、2023年6月2日に相手女性が中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでに起きたことを“性暴力”と認定している。
400ページ近い調査報告書では、トラブル発生後の中居氏と女性、編成幹部のやり取りも詳細に明かされている。全国紙の社会部記者が解説する。
「女性は、産業医やアナウンス室などに不眠や身体のふらつきなどを相談して、2023年6月のうちに入院しています。
中居氏は、女性から連絡を受けるなどして彼女の状態について知り、トラブルの中心人物である編成幹部らに“女性の心身回復のために助けてほしい”と伝えました。中居氏は、彼らに対して、『(トラブルについては)内内で』と口外禁止を要請したといいます」(全国紙社会部記者、以下同)
中居氏は、口外禁止を要請するだけでなく、相手女性に関するメッセージの削除も頼む念の入れようだった。調査報告書には、中居氏と編成幹部とのショートメッセージの内容も記載されている。