大好きな先輩Youtuberさん(「ぜるふぃー / ZELLFY」さん)とのコラボ撮影をしているところ
──Tarouさんは「フォートナイト」に適性があると思う?
父:下の2人の子供と比べても、好きなことに対する集中力と持続力がずば抜けているんですよね。プロゲーマーの人でも、モチベーションの維持や練習時間の確保にかなり神経を費やすらしいんです。
そこのところ、Tarouは苦もなく10時間でも20時間でも集中してやりこんでしまう。これは才能だと思います。そうやって熱中してやれている今こそ、上達するチャンスだと思うんですよね。
すごいなと思ったのは、小2の時に28時間ぶっ続けでプレイしてた時ですね。朝10時から始めて、僕が寝る前にもやってて、朝起きたらまだやってるから、「この子すごいな」と。コロナ禍で学校もないので、たまにはいいかと思って止めなかったら、そのまま昼の14時までやっていました。トイレに行くのも忘れて、ちょっと漏らしちゃったんですよ。
Tarou:ほんとにちょっとだけだから……。
母:出張から帰宅したらそんなことになっていて、衝撃でした。私は洗濯っていう実際の手間があるから、結構キツめに注意したんですけどね(笑)。まあ、怒ってもしょうがないというか、それくらい集中してできるのはすごいなと思います。
父親:「フォートナイト」って一時期、日本中の子どもが朝から晩までやっていたんです。コロナ禍が明けて子どものプレイヤーは減ったけど、Tarouはずっと続けていた。Tarouの、一つのことに集中してコミットする能力については、見ていて圧倒されるものがありました。
親子の「中学校通わない」宣言に対しては、「勉強はどうするのか」「子供の将来をどう考えているのか」などの疑問・批判が多く寄せられた。そこについてはどう考えるのか——第2回記事では、元東大生の父親が抱く「勉強」に関する考え方や、親子で見据える将来設計について詳報している。
(第2回に続く)