2024春にYoutubeチャンネル登録者数10万人を超えたTarou
父:Tarouはやりたくないことは絶対やらないけれど、実現したい夢のために必要なこととかは、おかしいくらいやるんです。だから「何が必要なことなのか」を親がいっしょに考えてサポートしてやる。そうすると自分から取り組んでいきます。
あと、私はやっぱり子どもにとって、失敗する経験が一番大事だと思っています。YouTubeが伸びなくなったらどうするんだとか、「フォートナイト」でも勝ち負けを繰り返して本気で悔しい思いをするわけですけど、そういう失敗や挫折は全然してもいいというか、それこそとても大事な経験になると思っています。
競技ってすごく厳しい世界なので、トップレベルの戦いだと上手くいかないことのほうが多い。でもそういう厳しい世界へのチャレンジって、自分にモチベーションがないと挑んでいけないじゃないですか。だから、モチベーションがある今が、そういう挫折や失敗を味わって成長するチャンスなんです。YouTubeも、動画を撮っても数字的には思ったより上手くいかないことも多いんですけど、そういう経験をこそが一番大事だなと思っています。
──小学生のうちから試行錯誤や挫折の経験、数字との戦いをする必要はあるんでしょうか?
母:確かに小学生の間はそういう競争からは距離を置いて、ユートピア的な世界で生きてもらいたいって意見はあると思います。でも、本当にそう思うんだったら、受験戦争に子どもを巻き込んだりするのも少し変な気がします。
父:あとは、やっぱり自分がやりたくてやっていることなら、上手くいかなかったりクリアできなかったりしても乗り越えられるんですよね。やりたくないことを無理にやって、うまくいかないから辛いわけで。