救急車に搬送される様子も(読者提供)
サービスエリアに響いた“奇声”
少しずつ明らかになっている広末容疑者の“謎の言動”──。事件前には、説明しがたい様子をみせていたという一部報道もある。
「捜査関係者によれば、広末容疑者は事故を起こす前に立ち寄った浜松市内のサービスエリア(SA)で突然、見知らぬ人に声をかけたり体を触ったりなどしていたことが新たにわかっています」(前出・キー局記者)
このSA内にあるフードコートの従業員らはNEWSポストセブンの取材に対し、「昨日働いていたけど、この建物でそんなことはなかった」と口を揃えるばかり。しかし、SA内にある屋台で働く人物は「そういえばその時間帯で思い当たることが……」と漏らす。
「昨日の17時台、キッチンで作業しているとサービスエリアの出口側から『キャー!!』みたいな尋常じゃない奇声が聞こえたんですよ。とにかく、なんと表現したらいいかわからないような甲高い女性の叫びのような……。それが一瞬では収まらず、数分間ほど断続的に続いて『気持ち悪いな』と思ったのを覚えています」
広末容疑者の精神状態は、事件前から不安定だったのだろうか。この“奇声”が聞こえたおよそ2時間後、ある20代男性は事故直後に関係者が搬送される一幕を目撃していた。