男性ファンの反応はずっと好意的で変わらないという
「たとえばお化粧なら、人と会うときに『綺麗に見せられてよかった』というのがありますけど、ワキって人に見せる場面が全然ないじゃないですか。そう考えると、『もしかして、ワキ毛を剃ってる時間って、すごくムダだったんじゃないか?』と」
──特に、冬だと“出番”がないですよね。とはいえ、夏になるとノースリーブになることもあるでしょうし、出番がすこし増えませんか?
「そうなんですよね。でも、生やしたまま過ごすうちに『このままで大丈夫かもしれない』って思うようになったんですよ。それ以上に、“ワキ毛処理=ムダ”って思いも強くなり。だって、時間もかかるしお肌も痛めるし、処理後のプツプツが気になるとか剃り残しが嫌だとか、とにかく神経質になる。でも生やしていると毛も柔らかいしナチュラルだし、こっちのがよくない?って」
──ワキ毛がある方が“自然”になっていく。
「そうなんです。髪の毛生えてるとか、眉毛生えてるとか、そういう感覚。それに、生やして気づいたんですけど、ワキ毛って必要なんですよ。汗が溜まってくれるし、摩擦も抑えてくれるし、人体構造として絶対必要なものだって実感しました。男性の皆さんも、ぜひ剃ってみてほしいです。『ないとダメだな』って分かります!(笑)」
──海や銭湯など、ワキの“出番”がある場所に行くことはありますか?
「海も銭湯も行きます。“出番”はあれど、あまり人は見ていないと思います。『よそはよそ、うちはうち』というか、そんなに自意識過剰にならなくてもよいと思うスタンスになりました」
──そういうスタンスになったキッカケはあったんですか?