女子ソフトボール日本代表で、北京、東京の両五輪で金メダリストになった峰幸代選手(左)と、東京五輪で金メダルを獲得した渥美万奈選手(右)

葛飾区民のための健康づくり事業「かつしか健康チャレンジ」のイベントに登壇した峰幸代選手(左)と渥美万奈選手(右)

人は誰でも体の歪みを持っている

 先に触れましたが、「鴻江理論」は、人を猫背型の「うで体」と、反り腰型の「あし体」の2タイプに分類することから始まります。

 具体的には、「うで体」は右肩が下がっており、右の腰が少し前に出ている。逆に、「あし体」は左肩が下がり、左腰が前に出ています。よく、「体のバランスを整えよう」と言ったりしますが、私に言わせれば、人は誰でも体の歪みを持っています。こういった歪みがあるのは普通のことで、決して悪いことではありません

 むしろ大事なのは、自分がどちらのタイプかを知り、自分の体に合った体の動かし方をすることです。自分がどちらのタイプかは、簡単にチェックする方法があるのでいくつか紹介します。

 まずは、シンプルに自分の体を鏡で見てみることです。両肩のラインはどちらに傾いているか。手の位置が左右どちらかが上がっているかを見ることで、肩の傾きが確認できますね。また、へそがどちらを向いているかで、骨盤の開き(=どちらの腰が前に出ているか)がわかります。

 それ以外にも、例えば、無意識に足を組んだとき、右足を上にする人は「うで体」。左足を上にする人は「あし体」です。また、後屈が得意なのが「うで体」。前屈が得意なのが「あし体」といった具合に見分けることができます。

 まれにどちらのタイプか判別できないような、バランスのとれた人がいないわけではありませんが、程度の差はあれどほとんどの人はどちらかのタイプに分類されます。

 東京五輪の女子ソフトボールのメンバーも、2つのタイプにきれいに分かれていました。チーム全体の平均年齢が高く、故障を抱える選手も多くいましたが、ハードな事前合宿をこなし、最高の状態で本番を迎えることができたのは、それぞれのタイプに合った練習を積めたからだと思っています。

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン