芸能

《相次いで放送》ついに幼稚園でも開催、“かくれんぼ”番組はなぜ支持を集めるのか

『THE BET』でMCを務める池田美優と麒麟・川島明(番組公式サイトより)

『夏の新ドラマ大集合 THE BET』でMCを務める池田美優と麒麟・川島明(番組公式サイトより)

“かくれんぼ”といえば、誰しも子供の頃よくやった遊びの1つ。それがテレビ番組でにわかに盛り上がりを見せている。相次いで番組の企画になっているのだ。その背景とは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *

 24日19時からゴールデン特番『夏の新ドラマ大集合 THE BET』(フジテレビ系)が放送されます。同特番のコンセプトは「7月スタートの夏ドラマやバラエティの出演者が一堂に介し、さまざまな対決の結果を予想して競い合う」。目黒蓮さん、有村架純さん、小池栄子さん、仲野太賀さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、山田涼介さんら人気者が集結するため、SNSが盛り上がりそうなムードを感じさせられます。

 なかでも目玉コーナーは“幼稚園かくれんぼ”。「幼稚園に隠れた芸人たちを園児が制限時間内に何人見つけられるか」を当てるコーナーであり、『新しいカギ』で人気の「学校かくれんぼ」のコラボ企画として放送されるようです。

 その「学校かくれんぼ」は15日の放送で初めて中学校で開催されたばかり(過去に中高一貫校はあり)。また、小学校も今年1月13日と5月11日に放送されており、いよいよ学校の枠を越えて幼稚園まで下りてきたことになります。その他でも7月20・21日放送の『FNS27時間テレビ』で“超学校かくれんぼ”という企画が決定。フジテレビ全体で「かくれんぼをフィーチャーしよう」というスタンスが伝わってきます。

 さらに他局でも、テレビ東京が21日夜にゴールデン特番『田舎くれんぼ』を放送しました。こちらは「田舎の村や島を舞台に“ウソ村人”に変装した有名人を制限時間以内に見つけられるか」という企画。田舎ならではの風景や人情、村や島の全体を巻き込むスケールの大きさが見どころとなっていました。

 なぜ令和の今、これほど「かくれんぼ」企画が放送されるのでしょうか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン