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新井被告に対する被告人質問は来春以降になる見込みである

玄関に立っていることがあった

 新井氏がなぜ、飯塚氏に虚偽の告発をしたのか、その目的は定かではない。しかし問題となっている2015年の町長室での面会後も、新井氏は複数回、町長にコンタクトを取ってきたことがあるという。自宅にも複数回、アポ無しでやってきたのだそうだ。

「8時20分ごろ出勤しようと自宅を出ると、玄関に立っていることがありました。驚いて用件を聞くと、『町長に連絡取っても何も返事くれないじゃないですか』と、なにか私が悪いことをしたみたいに言われましたので、これはおかしいなあ、と不思議に思っていました。

 あとは夜の9時ごろにも自宅に来たことがあります。自宅はガラス張りの玄関があって、応接室が隣にあるのですが、人通りもあり、外からよく見えるところなので、そこで話をしました。新井氏は『町長、お話があるんです』というので聞いていたのですが、世間話しかしないんです。のちに民事裁判では、その場でも『町長から抱き寄せられてキスされ、触られた』という主張をされてしまいました。当然ながらそれも事実無根です」

 新井氏は町議になる以前から「しょこたん通信」という会報を、新聞折込にて町民に配布していた。そこで新井氏は自身の過去の不倫や、特定の町民を非難するといった内容を漫画にしていたという。また、町議としての在任期間は5年7か月であるが、その間、議会から4回、懲罰を受けている。一度目は、町民が提出した陳情書について、陳情者になりすまし無断で陳情書の取り下げをしたというものであり、新井氏も認めている。

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