湯治仲間から借金を繰り返していた新井被告

湯治仲間から借金を繰り返していた新井被告

新たなトラブルが発覚

 NEWSポストセブンが草津で取材を進めると、新井氏の新たなトラブルが発覚。すでに泥沼裁判に発展していることがわかった。冒頭で切実な思いを訴えたA氏が代表で原告となり、借金の返済など含め、新井氏に総額約280万円の貸金返還を求める民事訴訟を起こしているのだ。

 新井氏と係争中のA氏が彼女と初めて会ったのは2007年頃だった。

「私が湯治のために草津を訪れた時期でした。湯治仲間として知り合った新井さんに、私をはじめとする3名が彼女にお金を貸与しました。彼女本人と借用書も交わしましたが、現在に至るまで返金がない状況です。

 返済の意志や誠意ある対応もみられなかったため、昨年末に貸金の返還を求めて民事訴訟に踏み切りました。裁判は11月5日で9回目となりますが、本人は1度も出廷せず、雲隠れしている状態です」

 新井氏は2011年、42歳で草津町議会議員選挙に初当選。草津町議会初の女性議員として当時は話題になった。全国紙社会部記者が語る。

「新井さんはかつて『草津温泉が皮膚病に効果がある』と湯治仲間から聞いて草津に通い始めました。そこで知り合った町の人のためになりたいと思ったのが彼女が政治家を目指したきっかけだそうです。

 しかし、2期目の任期中だった2019年11月に突如、黒岩町長と『町長室で性交渉した』とする証言をもとにした電子書籍を出版して、草津町議会がワイドショーの格好のネタになりました」

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