「2021年5月26日のことです。突然、新井さんが生命保険の勧誘で 私の自宅に来ました。そのときに会話の流れでつい『車を買うから保険は入れない。すでに頭金も用意してしまっている』と、現金があることを、うっかり話してしまったんです。その瞬間、彼女の目の色が変わり、『そのお金を貸してほしい』と言い始めました。前回の返金もないことを理由に何度も断り、帰ってほしいと伝えましたが、泣き落としや土下座が始まり、3時間以上ほど居座り続けました。
以前の彼女との金銭の貸し借りも解決していなかったので、貸すべきではなかったのですが、これは別口の借金で親が返すから大丈夫と。さらにお互い草津へ移り住み、湯治で体を良くした経験を熱く語り、少しでも草津に貢献したいと言いくるめられてしまい、2度も貸してしまいました。『せめて連帯保証人を信頼できる人にしてほしい』とお願いすると、共通の知人であるCさんも承知していると言い出し、なぜか貸主欄に彼女がCさんの名前を書き記しました」(A氏)
結局、A氏は断り切れず、C氏と共同で新たに60万円を貸した。新井氏の母親を連帯保証人にしていたが、再び返済期日を過ぎて返金を求めても「今度返すから」とかわされ、お金が戻ってくることはなかった。