2人目の被害者は「草津でも新井さんの仲間のように思われていて、肩身が狭い」と肩を落とす草津在住の50代のB氏だ。B氏も2012年2月22日に新井氏に30万円を貸したが、10年以上経った現在も返済ないという。
「もともと彼女は人の懐に入るのが得意で、湯治仲間として信用していたから『選挙に必要だ』といわれ、何の疑いもなく貸しました。彼女に返金を求めると『サラ金があってそこに返金しないといけないの』と、涙を流して『私も被害者なのよ』と同情を誘おうとするんです。
女性に泣かれたらそれ以上何も言えなくなってしまいます。お金が戻らないまま10年以上が過ぎてしまいました。本当に残念です」(B氏)