──婚活用にアルマーニのスーツを買ったんですか。
「いや、ギャラ飲みでお金持ちの知り合いが多いからもらったんだよ。お金持ちは、1回着たスーツは着ないんだよ。だから、その気になればアルマーニだろうがワイズフォーメンだろうが、着るものには困らない。アルマーニのスーツを着て、ベイリーの帽子を被って、レイバンのサングラスをして、ママチャリで駅まで行く。でも自転車までは、ギャラ飲み社長も買ってくれなかったね(笑)」
──婚活成功までは、まだ時間がかかりそうですね。以前インタビューした際、「かつて結婚直前までいった相手がいた」と話していましたが、どんな女性だったんですか。
「20代、地元の群馬でサラリーマンをしていた頃。当時は音楽をやってたから、ライブハウスで知り合った同い年で、すげえいい子だった。マニアックな知識が豊富な子で、『ザ・スターリン』とか遠藤ミチロウとか、俺が知らない音楽のことをいろいろと教えてくれた。俺は落語とかお笑いが好きだったから、そっち方面のことを教えてあげて。今思えば、彼女というより、最初の相棒みたいな感じだったのかも。4年ぐらい付き合ったかな」