罪を犯しても愛息子であることに変わりはない。裁判官に向けて、苦しい親心をしたためている。
《一平は一人息子で、何度も私たちを助けてくれました。私たち家族にとって、彼はとても大切な存在です。できることなら、これからも定期的に会えるようにしたいです。
一平は自分の過ちを償わなければならないでしょうが、その過ちは彼の本当の姿を決めるものではありません。一平は本当に優しい子なので、彼の人生全体を考えていただけたらと思います》
量刑は2月6日に言い渡される。家族の切なるメッセージは、実を結ぶのか──。