クレジットカードですぐ入金できゲーム感覚で楽しめるという
「ニュースではプレイヤーの摘発が目立ちますが、決済代行業者への摘発も進んでいます。警視庁が2023年9月に摘発したある業者は、約4万2000人の客から500億円超の入金を捌いており、手数料として21億円もの収入を得ていた。神奈川県警は今月、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで男3人を逮捕。男らは1年間で顧客の賭け金900億円の手数料として、約47億円の利益を得ていたとみられます」(大手紙社会部記者)
無法地帯だったオンラインカジノにも、捜査当局のメスが入り始めたわけだ。マルタ共和国でカジノ動画の配信を行っている会社『X』の社員ディーラーとして働くAさんは、この現状に一抹の不安を感じているようだ。
「私としては、やましいことは何もない。日本の警察が国内のプレイヤーや協力業者を摘発することは、私とは関係のない世界線の話だと思っています。
ただ、日本に帰ったらもしかしたら逮捕されるかも、という怖さはあります」