当時28歳だった(Facebookより)
「特に、2012年にインド・デリーのバス内で発生した集団強姦事件は、インド人女性の強い怒りを買い、政府に対する大規模な抗議デモに発展するなど、インド社会にとって性暴力被害を見つめ直す契機となりました。また、2013年2月には強姦罪の最高罰則を死刑とする法律が成立したのもこの事件がきっかけです。
こうした社会的背景もあり、キーリングさんの事件は中央捜査局(CBI)によって控訴されることとなりました。そして2019年7月、無罪判決が一転、容疑者の1人であるサムスン・ドゥスーザ被告に有罪が言い渡されました」(同前)