遺族はFacebookでオンライン募金活動を開始
被害者の名前を公表した遺族の“覚悟”
2017年に起きたマクラフリンさんの事件も裁判が遅延を繰り返すなど、非常に困難な道のりだった。しかし遺族はあきらめなかったという。
「事件発覚から1か月後の2017年4月には、マフラクリンさんの家族が『Truth For Danielle Mc Laughlin』と銘打って、 Facebookでオンライン募金活動を始めました。それにより集まった資金で出廷のためゴアを訪れたり、法的手続きなど捜査に深く関わったりして、事件解決のために全力を尽くしました。
また、インドの法律では性被害者の名前を公表することは基本的に認められていません。ですがマクラフリンさんの家族は、事件に対する世間の意識を高めるために積極的に名前を公表し、メディアに訴え続けました」(同前)
長い戦いを終えた遺族は、Facebookにて次のように語っている。