相次ぐ性被害が大きな社会問題となっているバングラデシュ(地元メディアのFacebookより)
抗議運動集団が加害者の家に放火
今回の8歳の少女が亡くなった事件を受け、バングラデシュ国内で激しい抗議運動が起こり、SNS上には悲しみと怒りの声が溢れた。作家のソヘル・R・ラナ氏は、被害者の妹が泣いている画像とともに次のように訴えた。
〈今日、少女が泣きながら『姉よ、これから誰と話せばいいの?』と言っていたのを見て、私は耐えられなかった! この国の市民として正義を要求するとしか言いようがない。この残虐行為に対して厳罰を求む。譲歩などするな。根絶だ!〉(ソヘル・R・ラナ氏のFacebook投稿を邦訳)
さらに現地時間3月13日には、抗議運動をしていた集団が加害者の家に火を放つ事態にまで発展したという。相次ぐ性被害に対して、こうした大規模なデモ活動が起こるなど大きな社会問題となっているバングラデシュ。根絶される日はくるか──。