女性市議が撮影した自身のあざの写真
「女性市議によると、2023年7月20日夜、小樽での視察を終えた後、ホテルへ戻るタクシーに青山議長と別の市議と同乗したそうです。まずそこで女性市議は青山議長から“ちょっかい”を出されていたそうです。『いいやんか、いいやんか』みたいな感じで。それは同乗していた市議も目撃しています」
ホテルに到着した女性市議は、エレベーターで自室に戻ろうとした時に“被害”に遭ったのだという。
「そのエレベーターに青山議長が乗り込み、キスをされるなどしたそうです。女性市議の部屋は5階でしたが、4階にある青山市議の部屋に連れ込まれた、と。そして服を無理やり脱がされた上、性的な行為を要求されたといった内容で、警察に被害届を出しています。
女性市議は相当ショックだったのか、『この後の記憶があいまい』で、『気付くと翌朝自室で目覚めた』と語っていました。シャワーも浴びずに、前夜の服装のままベッドで寝ていたと話していました。
両腕には覚えのないあざがいくつもついていて、女性市議は『エレベーターから青山議長の部屋に連れ込まれた時についたのだと思う』と」(同前)
この人物は、女性市議がその時に「何かの時のために」と撮影したあざの写真を持っていた。赤い斑点は、確かに力を入れた指の跡のようにも見える。
“事件”が発生したのは2023年7月。女性市議が被害届を出したのは、それから約半年が経った2024年2月だ。
この“時差”について、女性市議は「議会や地域のイベントで相手方と顔を合わせるたびにフラッシュバックに悩まされる頻度が上がって、数か月を経て弁護士に相談した」ことで生じたと説明したという。
取材班は、被害を受けたとされる女性市議に接触した。彼女は多くを語らなかったが、こう回答した。