かつては夜の街でスカウトとして働いていたことも(本人SNSより)

かつては夜の街でスカウトとして働いていたことも(知人提供)

「牛飼と近い人物であるA氏は、『清水会』から派生した埼玉県内のある悪徳リフォーム業者で“修業”した方なんです。その会社のトップの男性はSNSなどで、『俺の師匠は清水』と公言しています。

 その後、5年ほど前にA氏はその会社から独立し、点検手法を関西に持ち込んで事業を拡大しました。大阪や広島など関西圏だけでなく、四国や九州、関東にまで支店を広げ、少なくとも10店舗は動かしていたと思います」

 このA氏と斎藤容疑者について知るある男性が、A氏について話す。

「当時、Aさんは“代理店”を名乗っていて、フランチャイズのような形で点検商法の会社を増やしていました。彼から『30パーセントのコンサルタント料は発生するけど、いいビジネスの仕組み教えるよ』『合法な仕事だし稼げるよ』と誘われて。すでにその頃から悪い噂は回っていましたが、一度だけ会っておこうと思い、直接話したことはあります」

「投資サロンがうまくいかず……」

 同時期、投資家と称していた斎藤容疑者は『一撃サロン』という投資オンラインサロンを運営していた。公式サイトをみると、月額3.3万円から9.9万円までの4つのコースがあり、最高額コースの入会金は110万円にも及ぶ。かなり強気な価格設定だが、運営がうまくいっていたわけではないようだ。

 別の牛飼を知る人物が語る。

関連記事

トピックス

3月24日午後4時半すぎに事件は起きた
《高齢ドライバー事故》あんたが轢いたのは人間やで!」直後に一喝された古橋昭彦容疑者(78)は呆然とうなだれた…過去にも「気づいたら事故」と供述【浜松・小学生姉妹死傷】
NEWSポストセブン
試合後はチームメートの元を離れ、別行動をとっていた大谷翔平(写真/アフロ)
【大谷翔平、凱旋帰国の一部始終】チーム拠点の高級ホテルではなく“東京の隠れ家”タワマンに滞在 両親との水入らずの時間を過ごしたか 
女性セブン
「MEDIA IS NOT GOOD」とは、“パンクの女王”と呼ばれたアメリカの詩人でミュージシャンのパティ・スミスが発信したメッセージ
《KAT-TUN解散》亀梨和也の「4万円メッセージ入り白Yシャツ」に込められた“不退転の覚悟”
NEWSポストセブン
いよいよ開幕迫るプロ野球。3年連続最下位の中日ドラゴンズは汚名挽回なるか(*credit)
【日中問題の専門家が語る“中日愛”】名手でもファン投票でオールスター落選…ドラファンならとっくに知っている「民主主義の残酷さ」
NEWSポストセブン
今年は緊迫したペナントレースになると予想する田尾安志氏
【2025年プロ野球順位予想】田尾安志氏「セは阪神が紙一重で巨人を上回る。不安要素があるとすれば藤川新監督の采配」
週刊ポスト
サトウ食品はパックご飯の一部商品の生産休止と終了を発表した(公式サイトより)
「コメが足りないわけではないんです」…『サトウのごはん』一部商品の販売終了…担当者が明かした休売・終売の目的
NEWSポストセブン
すき家の対応の「マズさ」とは(時事通信フォト、写真は東京都港区の店舗)
「ネズミと虫とはワケが違う」「なぜ公表が2か月後だったのか」すき家で“味噌汁にネズミ混入”、専門家が指摘する「過去の前例」と「対応のマズさ」
NEWSポストセブン
Number_iのメンバーとの“絆”を感じさせた永瀬廉
キンプリ永瀬廉、ライブで登場した“シマエナガ”グッズに込められたNumber_iとの絆 別のグループで活動していても、ともに変わらない「世界へ」という思い 
女性セブン
破局していたことがわかった広瀬(時事通信フォト)
《女優・広瀬すずと交際相手が破局》金色ペアリング熱愛報道も…昨年末に「薬指のリング」は“もうつけない”の異変
NEWSポストセブン
“スーパーサラリーマン清水”と“牛飼”の関係とは──。
成金トクリュウ“牛飼” 斎藤大器容疑者(33)と“スーパーサラリーマン清水” 清水謙行容疑者(49)の“意外な繋がり”「牛飼に近い人物が関西に“点検商法”を持ち込んだ」
NEWSポストセブン
春の園遊会では別の道を歩かれる雅子さまと紀子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA) 
春の園遊会が60年ぶりの大改革 両陛下、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまが3組に分かれ“皇族方の渋滞”を解消、“じっくりご歓談”“待ち時間短縮”の一石二鳥 
女性セブン
プロデューサーとして本作のスタッフィングなどに尽力したシンエイ動画の佐藤大真さん
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』プロデューサーが明かす「王道」を意識した「敵キャラ」の魅力
NEWSポストセブン