SNSで求人募集をしていたことから、トクリュウへのかかわりも視野に捜査が行われている(知人提供)
「牛飼の元サロンメンバーによれば、FXの先出し(稼げそうな情報を前もって共有すること)などはたしかにやっていたようです。しかしその内容はおよそプロの投資家と言えるものではなかったといいます。実績に繋がるメンバーはほとんどおらず、次第に入会者も減っていった」
こうしてサロンの悪い評判が広まると、斎藤容疑者の経営状態もどんどん厳しくなっていく。そこで目をつけたのが、親族であるA氏のリフォーム事業と、「清水会」のノウハウだったようだ。
「牛飼は数年前から、A氏の真似をして別のグループで、“点検商法”をするようになりました。A氏の取りまとめる会社は広い範囲に分布していたので、最近は牛飼と“縄張り争い”状態になることもあったそうですね。4〜5年までは仲が良く、一緒に北新地などで飲み歩いたりしていましたが、牛飼の逮捕前は関係が悪化していた」(同前)
関西まで及んでいた“スーパーサラリーマン清水”の影響。この犯罪はどこまで根を張っているのだろうか──。
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