すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
大手牛丼チェーン「すき家」が、3月31日~4月4日までの期間中、害虫・害獣の外部侵入、および内部生息発生撲滅のための対策を実施するため、ショッピングセンター内などの一部を除いて、全国およそ1900ある全店舗の営業を取りやめている。
「すき家」は、鳥取南吉方店のGoogleマップ上に〈味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました〉と写真付きでクチコミが投稿され、SNS上でこの投稿内容が拡散した。『NEWSポストセブン』がこの問題について報じたところ、3月22日、公式サイトを更新。1月21日に当該店舗で異物混入があったことを事実と認めた。
3月27日には“第2報”として、味噌汁にネズミが混入した経緯の調査・分析について報告した。批判が収まらない中、3月29日、今度は前日28日に昭島駅南店で提供した商品にゴキブリが混入していたことを報告。利用客から相談窓口に電話があったという。「当社では2025年1月に別の店舗においても異物混入が発生していたにも関わらず、このような事態を招いてしまったことを大変重く受け止めております」と謝罪し、全店の一時閉店を発表した。
都内の店舗で働く現役クルーは、「ネットニュースで一時閉店を知り、びっくりです」と証言する。