そして、2023年に第2子を妊娠・出産。
「もっと早く第2子を授かれたなら、子どもは全員で3人ほしかったくらい大好きです」
子どもを子ども扱いせず、対等な“1人の人”として接するのが植村さん夫婦の子育て。長男はしっかりと自分の意思をもつ子に育っているという。
「私が子どもから学ぶことも多く、いつも成長させてもらっています。長男は6歳の時に突然自らヴァイオリンを習うと言い出し、もう3年以上続けています。熱心に毎日練習しているので『将来はヴァイオリニストになりたいの?』と聞くと、『ヴァイオリンは趣味でいい。将来は作家になりたい』と言っています。
レッスン料が日本の3倍くらいと高額なので、『趣味のためにこんなに高額なレッスン料を払うのか……』と少々複雑な思いではありますが(笑)、夢中になれることがあるのはとても良いことなので、やりたいことをやらせてあげられるうちは良いのかなと思っています」
ニューヨーク暮らしは物価高に円安のダブルパンチで、お財布には厳しそうだ。
「外食は極力せずに自炊を心がけ、息子の送り迎えも電車ではなく自転車で行うなど、節約を心がけています。とくに日本のものが買える日系スーパーは高いですね! たとえば、えのきが1パック約600円、高いときには約800円もしました」
うわぁ……目玉が飛び出そうな値段だ。