私が歌手になろうと思ったきっかけは映画『サウンド・オブ・ミュージック』。子どもながらに、歌や音楽を通じて人と人が繋がっていく、人を笑顔にすることができるなんて素敵だなと思ったのですが、米国旅ではまさにそういう体験ができました。そして、最後にいろんな人種の方がいて刺激的なニューヨークにたどり着いたとき、『私がこれから住む場所はここなんだ!』と直感しました」
ニューヨークでは現在の夫との出会いもあった。一度「これだ!」と思うと猪突猛進するタイプの植村さんは、すぐに移住を決意。2015年にデビュー10周年を迎え、翌2016年に全国ツアーやアルバムリリースなどを終えると、満を持して家族で移住した。その後、2018年にレコード会社、事務所から独立してフリーランスとなった。