ニューヨークには頼りになる母親はいないが、やりたいことをたくさん実現できた。新たな楽しみもできた。それは意外にも、サッカーだという。
「もともとサッカー少年だった夫が、2022年のFIFAワールドカップのスペイン戦の“三苫の1ミリ”を観てサッカー熱が再燃したのがきっかけです。週末は家族で三苫薫選手の所属するプレミアリーグのブライトンの試合をテレビで楽しむようになりました。観戦する時はみんなでブライトンのユニフォームを着て応援しています。毎週末の楽しみで、家族の幸せな時間ですね。
息子のお友だち家族数組と一緒に、近くの公園でサッカーをして汗を流すのも毎週日曜日の楽しみです。日米の国際結婚の家族が1組いる以外は、日本人は私たちだけ。コロンビアやブラジルから来た人たちとおしゃべりをして、日本では考えられないような彼らの祖国の話を聞くことも、とても刺激的です」