「支那ソバ 玉龍」は2023年に惜しまれながら閉店
「支那ソバ 玉龍」を閉店した理由
「閉店の大きなきっかけはコロナでした。新型コロナウイルス感染症の影響は僕の店でも大きくて、国の支援策を活用して何とか耐え忍んでいましたが、コロナ明け後も客足は結局、もとのようには戻りませんでした。昭島市は都心よりも人口が少ないので、お客様の絶対数も少なく経営的に厳しい状況でした」
「何とか店を継続したい」と直前まで店を存続する方法を模索したが、2023年5月、6年間続いた店の暖簾を下ろす決断をした。
「近くにあった車の部品メーカーの会社が移転したり、目の前にあったイトーヨーカドーが撤退したりして、この先もお客さまが減っていくことも予想されたので“無念の撤退”でした。『玉龍』の味を好んで通ってくださったお客さまは惜しんでくださり、閉店直前は多くの方が並んで待って食べてくださったんですよ」