試合後はチームメートの元を離れ、別行動をとっていた大谷翔平(写真/アフロ)
スーパースターの凱旋帰国に日本列島が揺れた1週間。ドジャースの大谷翔平(30才)は球場を出るとチームメートの元を離れ、別行動をとっていた。人知れず過ごした日本滞在の一部始終──。
東京湾を望む湾岸エリアに建つタワーマンション。最上階に位置するメゾネットタイプの部屋では、リラックスした男性が手料理の並ぶテーブルを、久しぶりに会った両親と囲む──列島が沸いたのをよそに、そんな“静かな親子の食卓”があったのかもしれない。
部屋の持ち主は、ロサンゼルス・ドジャースの一員として凱旋帰国した大谷翔平だ。世界一の野球選手になり、何百億円という大金を稼ぎ出しても、母が息子を心配する気持ちは変わらない。
東京ドームで3月18日から開催されたメジャー開幕シリーズに合わせ、大谷を含むドジャースの選手らが来日したのは同13日のこと。マスメディアは、来日前から大々的に大谷を特集。過熱ぶりを危惧したドジャースは異例の先手を打った。
「来日直前にチームの監督が、“ショウヘイはわれわれと同じホテルには宿泊しない”と明かしました。ファンがホテルに殺到して、混乱を招くおそれがあるからとの説明でした。実際、来日した選手らは都内の高級ホテルに滞在したのですが、大谷選手の姿はなかった。チームメートはホテルと東京ドームをバスで行き来しましたが、大谷選手はスーツ姿の男性が助手席に座る黒の高級車で球場入りしていました」(スポーツ紙記者)
大谷が過ごしたのは、チームの拠点となった高級ホテルではなく、冒頭のタワマンだった。