お披露目式ではにかんだ笑顔を見せる、真美子夫人と大谷翔平(不動産開発会社のHPより)
当時、大谷は卒業後すぐにアメリカのチームに入団したいと考えていたが、日本のプロ野球チームがピッチャーとバッターの両方をこなす“二刀流プラン”を掲げて入団交渉を行った。
「誰もが無謀と鼻で笑った“二刀流挑戦”の背中を押したのが、加代子さんなんです。高校野球ではピッチャーとバッターの両方で活躍した息子に、加代子さんは“プロでも両方やれないの?”と話したことがあるんです。大谷選手は“プロに失礼”と返したそうですが、その母の一言に可能性を感じたのだとか。加代子さんの言葉がなければ、現在の活躍はなかったでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
加代子さんの力添えは続く。昨年2月に結婚を発表した真美子夫人へのサポートだ。2人は球場で一緒に観戦したり、得点シーンでハイタッチするなど仲のいい姿が目撃されている。
「横浜で生まれ育った加代子さんは、結婚後に夫の故郷・岩手に移り住みました。見知らぬ土地で、当初は苦労や戸惑いが絶えなかったそうです。その経験から、異国の地で生活する真美子さんの気持ちが痛いほどわかるのでしょう。真美子さんの言葉に、積極的に耳を傾けるそうです。励ましてアドバイスを送るなかで、2人の絆が深まった」(前出・スポーツ紙記者)
大谷の加代子さんへの接し方は、同世代と変わらないごく普通の“母と息子”。例えば加代子さんが送ったLINEのメッセージに反応がなく、催促するとそっけない文面が返ってくるという。
「ただ、加代子さんは息子の気持ちを理解していると思いますよ。というのも、2016年と2023年に大谷選手のマネジメントや資産管理のための会社が設立されたのですが、両社とも代表取締役に就任しているのが加代子さんなんです。大谷選手が母を信頼しているという、何よりの証でしょう」(前出・スポーツ紙記者)